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福岡発・出目金、上京前夜のラジオ密着~深夜に響く二人の狂騒と本音

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日曜深夜にチャレンジ企画を放送しているRKBラジオ『日曜 mo R。~明るいラ族計画~』。5月18日のパーソナリティを務めるのは、今年4月に活動拠点を福岡から東京へ移した吉本興業のお笑いコンビ・出目金だ。これから全国へとその名を轟かせようと、期待に胸を膨らませている彼らの上京前の姿を、RKBラジオが記録することに成功した。

個性際立つ凸凹コンビ

ギャンブル好きで家も金もなく、愛車の軽ワゴンに寝泊まりしているが、持ち前の愛嬌と世渡りの上手さで逞しく生きる、体重100㎏超えのあつし。

読書とグラドルをこよなく愛し、知的で博識な一面を持つが、舞台では劇場支配人に激怒されるほどの下ネタを飄々と繰り出す、細身の橋本。

見た目も性格も正反対な二人は、漫才とコントをどちらもこなす二刀流で、ゆるやかな狂気と奇想天外なネタ展開を持ち味とし、福岡のみならず大阪・東京の先輩芸人からも高い評価を受けてきた。そして現在、コアなお笑いファンを中心にじわじわと支持を広げている。

左 橋本  右 あつし

上京直前、RKBラジオでの貴重な二人トーク

収録は上京前の3月某日、福岡市早良区にあるRKBラジオのスタジオで行われた。コンビでありながら、二人きりで向かい合って話す機会は珍しく、二人揃ってのトーク番組もほぼ初めてとのこと。

彼らの第一声は、簡単な自己紹介や、収録日現在の話、出会いからコンビ結成までの馴れ初めなど、和やかな幕明け。…と思いきや、普段は落ち着いた性格の橋本が突然感情をあらわに。なにやらスタジオに入る直前に、悔し涙を流すほどの大事件が起こったそうで…。

ギリギリ下ネタ連発!?深夜ならではの空気感

オープニングトークに続いて、番組側が用意したテーマを箱から引き、そのテーマに沿ったトークを展開していく。橋本が自身の体験談を語るが…?まさに奇想天外、予測不能。そして随所にちりばめられる、ちょっぴり下品でギリギリの発言。これは一度きりの放送だからといって奇をてらっているわけではない。毎日のように立っていた福岡の劇場でも、なりふり構わなかった調子を、そのまま番組に持ち込んできた。

スタジオ内にある道具でおもむろにモノボケを始める二人

二人の“はじまり”を感じさせる選曲

番組中盤には二人にまつわる一曲をオンエア。彼らの“はじまり”を少しばかり感じられる選曲となった。深夜にちょっぴりエモーショナルな気分に浸れるかもしれない。

東京での活躍に期待!radikoで出目金の魅力に触れよう

この番組が放送される頃、二人は東京でどのように過ごしているのだろうか? 事前に募ったメールと本人たちの予想によって、二人の人間味、コンビの空気感、そしてある“匂い”がスタジオ内に充満していく…。

学生時代、教室の隅で女子の冷たい目線をよそにふざけ合っていた男子たちのような、どこかくだらない二人の掛け合いと空気感が、まさに深夜向きのニュアンスとなった。

ちなみに番組内で発せられたお下品お下劣ワードを正の字でカウントしてみたところ、合計52回だった。これはおそらく今年開局74周年を迎えるRKBラジオ史上、過去最悪の記録だろう。

出目金のファンはもちろん、深夜ラジオが好きなリスナー、そしてお笑い芸人の青田買いをしたい方に、ぜひ聴いていただきたい。radikoは日本全国の番組が聴けるエリアフリープランと、過去30日までの番組を時間制限なしで聴けるタイムフリー30プランが合体したダブルプランが初月無料で利用できる。東京進出をきっかけに出目金を知ったという方も、この機会に登録を検討してほしい。

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